栄養価を残した
分づき米のすすめ
玄米には、食物繊維・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンE・鉄分・脂肪などの栄養素が豊富に含まれています。
「玄米に栄養があるのはわかっていても、食べづらいしな・・」そのようなお客様におすすめするのが「分づき米」です。
米ぬかの部分(表皮+胚芽)に、95%の栄養が含まれています。しかし、白米にすると95%がヌカとして捨てられ、白米時には5%の栄養しか残りません。
普段食べている「白米」以外にも、「3分づき」「5分づき」「7分づき」などの分づき米が出来ます。数字が大きくなるほど「白米」に近くなります。
分づき米をまず始めるのに一番おすすめするのが「7分づき」です!
おすすめの理由は、見た目や食感が白米に近く、玄米の50%近くの栄養もしっかり取れるからです。
いくら栄養があっても、続かないと意味がありません。
まずは無理のない「7分づき」から始めるのが一番だと思います。
玄米
精米せずそのままなので、栄養素を豊富に含んでいます。不消化性繊維が多く消化に悪いので、必ず良く噛んで食べて下さい。
1分づき・2分づき
見た目もほぼ玄米です。少し傷を付けて水の吸収をよくしています。玄米を炊きやすくした感じです。
5分づき
胚芽・ヌカ共に50%以上残っています。玄米の香り・ご飯の甘みが楽しめます。
水加減は少し多めにし、しっかり浸水させて下さい。(2時間以上)
約80%の栄養分が残ります。
7分づき
ヌカを7割除去しています。見た目も白米に近く食べやすい。炊き方も白米と同じ炊き方で炊けます。
出来れば2時間ほど浸水すると美味しく炊けます。
約50%の栄養分が残ります。(おすすめ!)
9分づき
ほとんど白米ですが、白米よりお米の甘み・旨みを感じることが出来るという方も多いです。
炊き方は白米と同じ、出来れば1時間ほど浸水すると美味しく炊けます。
分づき米の炊飯のポイント
ポイント1
1~2回目のとぎ汁はすばやく捨てて下さい。(とぎ汁をお米が吸ってしまうと、ヌカ臭くなります)
ポイント2
浸水時間を長めにとること。
ポイント3
白米より少し多めの水加減。
ポイント4
塩をひとつまみ入れて炊飯。(玄米~3分づき)
ポイント5
分づき米は保温には向きません。余ったお米は、ジャーの中で保温せず、ラップに包んで冷凍保存して下さい。当日食べる場合は冷蔵保存でいけます。